
旅をしていると、お祀りと一緒になる時がよくあります。
バリ島でお神輿で道が通れなくなって、
そのまま着いていったらとんでもない絶景に出逢ったり。
今月訪れたスリランカ、ネゴンボという街の
由緒あるお寺で、新しく建てられたお社の
オープニングセレモニーが行われていました。
本殿の中で御参りをしていると、
「なんかどこかで太鼓が鳴ってるな?」
って思ったけど
そのまま御参りを続けていて。
お祈りが済んで、入口に戻ると
太鼓隊がバチバチ演奏中でした。
彼らと目が合い、
「まだ中に人おったんかいっ!」ってなったはず笑
別のところから出ないと、と思いましたが
こんなところから見れるのは今しか無いな、
と、ライブ撮影カメラマンモードになり
しゃがみながら写真を撮りました。
外に出ると、いつのまにか大勢の人が集まっていて
プージャ(お祈り)の準備。
花やお線香、お水を1人ずつ持ち
お社の周りを1列になって歩いて回ります。
そして列を待つ人たちは
手を合わせてプジャの列を囲みます
お供えが自分のところに来たら
手のひらをそっと近づけます。
オイルランプがゆらゆら光っていて
その一連の行為がなんとも美しい。
日本人のグループの僕達も温かく迎い入れてくれました。
このようなお祈りの場に参加させてもらえることは
嬉しく、ありがたいことですね。
その国の人たちの根底にある精神性、
見えない価値観、生き方を
ストレートに共有できる時間です。


