【 撮影前の下見をしなくなったはなし 】

撮影の前に、下見に向かう。

どうやって撮ろう。

この背景で、ここから撮ろう。

この順番で撮ろう。

いろいろと考えを準備したりするんですけど、

ある日から、しなくなったんです。

いや、実際にはするんですけど (笑)

詳しく 言うと、下見には行くけど、

下見の時に準備した アイデアは 使わない。

のです。なんの為に行くねん!って感じですが。

無意識に 自然と持っている魅力を写す

「かがみもち個人撮影」

相手の方を目の前にしている
瞬間に感じる 空気感や温度感から伝わる
輝きを残すことにフォーカスしたのです。

その時に 頭の思考で 

予め 考えていたアイデアは邪魔になったりするんですよね。

その時、その瞬間に出る 仕草や表情を

一番純度を高くして 残すことに 意味があると思うのです。

だから、下見には行くけど

その時 考えていたことは なるべく使わない(笑)
心の保険 程度にしています。

その方が 結果的に 第三者が見た時に

伝わるエネルギーが多いと感じます。

でも、これは 

かしわもちの1:1の個人撮影の時の

考え方なので

アーティスト写真や、ウェディングなど

撮影の目的や

「一枚絵」として絵力が要るときは、下見も大切です。

要は、「なんのために準備をするのか」

その設定が大事ですね。

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